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21.02.2023記事/動画

開発スポットライト「ゲームモード」

「War Robots: Frontiers」が全世界へ正式リリースされる時、プレイヤーの皆さんには主に3つのゲームモードを提供させていただく予定です。現在集中的に開発そして調整しているのが「ビーコンラッシュ」、「エリミネーション」、そして「チーム デスマッチ」です。それぞれのルール、各モードのコンセプトなどをご説明していきます。

現時点で、チーム デスマッチはまだ開発途中です。そしてチーム デスマッチもエリミネーションも最終形は恐らく現時点でのそれとはかなり変わってくるでしょう。ですので、2つのモードの初期版をプレイした感想などをぜひ教えてください。皆さんのご意見が、これらのモードをさらに面白くエキサイティングなものとするのです!

ビーコンラッシュ

ビーコンラッシュはいわゆる「テリトリー制圧」系のゲームプレイと怒涛のロボットアクションといった、いわば純然たるWRF体験を提供することを目的としたゲームモードです。ビーコンを確保/保持して、相手よりも早くテリトリー制圧メーターを伸ばしていくことで勝利となります。ビーコンは同時に、重要ポイントへ近い地点から、もしくは敵戦線から離れた場所からロボットを展開できるスポーンポイントとしての役割も果たします。

複数ビーコンからロボットを展開できることは、敵からすれば動きが読みにくい。次にどこを狙ってくるか予測しにくいということになります。すなわち敏速な状況認識、そして常に的確に動き回ることがビーコンラッシュでの勝利の鍵となります。加えて、複数の出撃拠点を持つことは、強みを先鋭化したビルドを組みやすいことにも繋がります。近接戦闘系ロボットは最前線へすぐに突入できた方がいいですし、スナイパータイプは安全距離を取ってのスタートが望ましいでしょう。そして高速移動型はビーコン確保の肝となる機体なので、一番有利なポイントから戦場へドロップさせたいところです。どんなロボットビルドでも戦術戦略によって勝利をつかめる、ビーコンラッシュはそんな「ダイナミック(動的)」なゲームモードなのです。

ビーコンラッシュのそんな動的特性を強化するべく、勝利ポイントは自チームが敵チームよりも多くのビーコンを確保した時「のみ」加算される仕組みとしました。マップ上には5つのビーコンが存在します、つまりは中央のビーコンをめぐっての激しい攻防がマッチ序盤から期待できます。そう、ビーコンラッシュでは「膠着状態」などあり得ないのです。

タイタンはまさに究極兵器。ビーコンラッシュでタイタンを展開するには、敵ロボットを破壊し続け、ビーコンを確保していくことで、タイタンチャージを蓄積する必要があります。他の2つのモードとは異なり、ビーコンラッシュでは制圧中のビーコン上に立てば、稼動中のロボットとタイタンを入れ替えることができます。タイタン展開を選んだ場合、ロボットは移送されて、直ちに修復されます。タイタンがやられてしまったら、その後そのロボットを出撃させることができます。

エリミネーション

エリミネーションでは敵ロボットの破壊、それだけがテーマです。このモードではテリトリー制圧は重要ではありません。現時点でこのモードには、確保してスポーンポイントとして使用できるビーコンが存在しますが、勝利ポイントには一切繋がりません。マッチ終了時に、相手チームよりも残りロボットが多いチームの勝利となります。一方のチームのロボットが全滅すればマッチ終了なので、とても早く決着がつくこともありえます。

War Robots: Frontiersや他のシューター系ゲームのチーム デスマッチとエリミネーションの大きな違い、それはエリミネーションでは「守備的」にプレイすることも勝利への戦略たりえる点です。積極的に出て、キル数を増やしていく必要が特段ないのです。軽装甲の敵1~2体を倒し、そのリードを保ったまま、マッチ終了まで安全第一に振る舞う。こうした戦略もまた有効です。しかし敵チームは当然ながら自分たちがロボット残機で劣っていることにすぐ気づきます。そのため積極的に出てくるでしょう。これは時間との戦いへの突入を意味します。つまり一番やるべきは敵の猛攻をしのぐこと。もちろん、そうシンプルには物事は運ばないでしょうけどね。エリミネーションはこうした「ターニングポイント」がいくつも存在しうるモードなのです。

エリミネーションでもタイタンを使用できますが、ビーコンラッシュと違って使用中のロボットが撃破されてしまった後「のみ」展開できます。エリミネーションでは、チームメイトによるアーマー修復という手段以外に、損傷してしまったロボットを「救う」方法はありません。

チーム デスマッチ

チーム デスマッチと呼ばれるこのモードだけが、唯一キル数を競うモードとなる予定です。目標はとにかく敵チームより早くキル数を積み上げること。もしくは時間切れまでに相手より多くのキル数を積み上げておくこと、です。

チーム デスマッチでは、ロボットが破壊されたらマッチ終了まで何もできない…ことはなく単にロボットがクールダウン状態に入ります。これはつまり腕前さえ優れているなら、マッチ最後までを少数の機体だけで駆け抜けることが可能なことを意味します。エイムやタイミングのスキルが極限まで試される苛烈な銃撃戦の連続、それがこのモードです。

現在、様々な目標設定、攻撃と防御を交互に入れ替えるといったモードをいろいろ実験しています。さらに要塞のようなものを破壊する…なんてものも考えていたり考えていなかったり。この話はまた別の機会に。今はとにかくWar Robotsという戦闘ゲームの根幹をなすものを壮大なスケールで創り切る、ということにレーザーフォーカスしています。今後もどんどん新たな展開が待っているので、ぜひご期待ください!

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